こんにちは あき です
5月の下旬、一泊二日の門司・下関の旅行で、秋吉台・秋芳洞へ行きました
山口県 美祢(みね)市にある、日本最大級のカルスト台地 秋吉台
国定公園、国の特別天然記念物に指定されています
秋吉台の地下100mに存在する、国内最大級の大鍾乳洞 秋芳洞
こちらも国の特別天然記念物に指定されています
秋吉台・秋芳洞観光を紹介します
秋吉台へ
下関ICから美祢ICで高速道路で、46.5㎞ 約33分
美祢ICから秋吉台まで 17.4㎞ 17.4㎞ 約18分
合計 約50分で到着しました
★まずは車で、県道242号 約8キロのカルストロードを走りました
初めて見るカルスト台地、人工建造物の中の日常から大自然の風景に圧倒されました
緑色の草原のなかに、たくさんの白い岩(石灰岩)が飛び出しています
秋吉台はもともと 海
白い岩の正体は、サンゴ礁が石灰岩になって、プレート運動によって飛び出してきたもの
3億5000万年という月日を経て、秋吉台ができました
所どころに、くぼみがあります
石灰岩台地に雨水が石灰岩を溶かしてできた、秋吉台地下100mにある 秋芳洞
その過程でくぼみもできたそうです
このくぼみはドリーネといって、落ちたら真っ暗で深く上がってこれない
そうなので、道に沿って歩いて、ドリーネには近づかないように気を付けて
途中、トレッキングコース入口の駐車場(無料)に車をとめて、トレッキングコースに入りました
草原の中で目を閉じて、大昔ここは海だったと想像すると
海底にいるような気持ちに
長い長い年月をかけて今の形になったカルスト台地からすると、
草花の芽が出て、花が咲いて枯れてなくなるように、私達人間もとても小さく一瞬の存在
自然の一部にすぎないと感じました
秋から冬にかけては、緑の草原は茶色に変わり
草原の維持、森林化防止、などの理由で毎年2月下旬に、山焼きが行われます
そして、また新しい新芽がでて緑色に変化します
たくさんの方々が、長い間、守ってこられた大自然の芸術 秋吉台
美しい草原をみることができて、草原の維持管理をされている皆さんに感謝です
緑色の草原をみたい方は、夏の間に行くのをおすすめ
★次は秋吉台カルスト展望所
駐車場は無料で、草原地帯を一望することができます
1時間から2時間くらいのトレッキングコースも、あって秋吉台を堪能することもできますが
時間のあまりない方は、展望所で草原を眺めるのもおすすめです
秋芳洞へ
★秋吉台カルスト展望所から 秋芳洞近く駐車場へ
車で 2㎞ 約3分
秋芳洞正面入り口近くにある、市営駐車場を利用しました
1日一回500円
個人で営まれている安い駐車場も近くにあるので、秋芳洞入口前の道路を通って駐車場が空いていれば
そちらにとめてもいいですね
★秋芳洞は入口が3か所あります
秋芳洞正面入口は、有料駐車場
黒谷口入口、エレベーター入口は、無料駐車場です
黒谷口入口から入ると、秋芳洞正面入口から入ってきた方の逆ルートになります
秋芳洞内は、坂や階段があるので下りコースになり、帰りが上りコースになります
★エレベーターは秋芳洞内の途中にあって、エレベーターに乗ると秋吉台展望所の近くに着きます
徒歩10分ほどで、展望所へ行くことができ、観覧券を提示すれば無料で再入洞できます
★黒谷口入口は、秋芳洞正面入口から入ると終点、私はそこから来た道を引き返して、
往復 約60分 秋芳洞正面入口へ戻りました
★黒谷口入口より外にでて、地上から秋吉台正面入口近くまで戻ってくることもできます
その場合、バスを利用できますが、土日祝・7/20~8/31・12/29・30のみ運行(2024.6.6調べ)
便数が少ないようなので、バスを利用する場合は時刻の確認が必要ですね
タクシーも待機していれば、利用することができます
8:30~17:30(閉洞18:30)3~11月
8:30~16:30(閉洞17:30)12~2月
黒谷口入口・エレベーター入口からの入洞は16:30まで
年中無休
入洞料 大人・高校生1300円 中学生1050円 小学生700円 (2024.6.6)調べ
秋芳洞へ入る手前から、ヒンヤリとした空気が流れてきました
洞内は、一年中17度にたもたれています
歩道は整備されていて歩きやすいですが、足元は暗く濡れていて、途中階段もあるので
スニーカーなどの歩きやすい靴をおすすめします
秋吉台の地下100mに、こんな鍾乳洞を作り出す自然の現象
地球を感じられずにはいられませんでした
神秘的な場所だった
さいごに
秋吉台・秋芳洞という自然がつくりだした造形物、今も少しずつ変化し続けています
秋吉台・秋芳洞へ行って、地球の壮大な景色をみて、あたりまえですが
私は地球にいるんだ と実感しました
旅行から帰ると、またいつもの日常
恥ずかしながら小さなことで、不満や怒りの感情を持ってしまう日常の中で
秋吉台・秋芳洞が日々変化している景色を思い出すと、私の気持ちも変化してきそうです